オオアカムツのポワレはポワレの王様
皮の香ばしさと身のふんわりとの差が大きいほどいい
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ポワレはフレンチの塩焼き、なのかも知れない。
とりあえず塩焼きにでもしようかがフレンチでは、ポワレにしよう、となるような気がするのだ。
目の前にあるのはオオアカムツのポワレで、5月以降、いろんな魚を使ってやたらにポワレを作っている。
皮がさくっとして香ばしく、かといって中の身はほどよい火の通り加減で柔らかい。身のエキスが外に出ていないのでふんわりふくらんで豊潤ですらある。
ポワレは意外に時間がかかり、フライパンにつきっきりでいなければならない。
ほんの少しソテーしすぎても、しなくても出来に違いが出る。
ここ3ヶ月でオオアカムツのポワレがいちばんだった。
鹿児島からきたオオアカムツは水洗いして三枚に下ろす。
これを切り身にする。
塩コショウして多めのオリーブオイルでソテーする。
オオアカムツは非常に高いが、フレンチでも最上級の素材だと思っている。