千葉県久留里でへしこいわし酢じめを買う
手間のかかる酢じめがたっぷり入ってこの値段、とビックリ
地スーパーや魚屋で、なにがうれしいといって、うまい魚の惣菜が買えることこそだろう。
大きなスーパーの惣菜は押し並べてまずい。たぶん大量に仕入れて大量に仕込むからだろう。
さて、千葉県君津市久留里、吉田屋で「へしこいわしの酢じめ」を買った。大小あったが、小で充分といった量だった。
大渋滞の中、千葉から帰り着いて食べた、「へしこいわしの酢じめ」がうまかった。
もちろん保存性を考えて強く締めたものだが、この酢を利かせすぎたものだってきらいではない。
当日は同じく吉田屋で買ったカツオの刺身と、「へしこいわしの酢じめ」で九十九里ビールを飲んだが、意外にも酢の物とビールが合う。
なんだか川本三郎気分にもなれた。
きゅうりもみと甘酢を合わせておくだけの保存食
ちなみに小を買ったにもかかわらず、「へしこいわしの酢じめ」はたっぷり入っていたので、半分を翌日にまわす。
きゅうりもみと合わせて酢の物に仕立て直す。
この一皿があるだけで食卓が豊かになる。
念のためにきゅうりもみの作り方。
きゅうりは薄くスライスする。
少し強めの塩をしてもみ、少し置く。
味見して塩気がちょうどよければ水分を絞る。
少し塩辛ければ流水で軽く洗う。
水分をよくきり甘酢と合わせておく。
甘酢は鍋に酢を入れ、砂糖を少しずついれながら味見する。これを一煮立ちさせる。
このきゅうりと甘酢を合わせたものほど便利なものはない。
肉と合わせてもいいし、ワカメと合わせてもいい。