バカヒモ漬けお握りってウマスギ!
作り方は簡単至極、バカのよさを生かすだけ
バカガイの漬け
朝っぱらから画像と個体を見続け同定していたら、右目がぼってり腫れてきた。目がつむれないので、ちょっとだけ息抜きにお握り図鑑を書く。
ボクはバカにバカが好きだ。ついついバカの剥き身があると買ってしまう。といっても何が何だかわからないと思うが、バカガイ(青柳)の剥き身のことで活け(殻付き)よりも市場では普通である。
舌のように見えるのが足でこの部分を刺身にする。あとに残るのはヒモ(外套膜)と水管だけど、今春はいきなり漬けにしている。
バカヒモ漬けお握りが食べたいからだ。
といっても簡単至極、ヒモと水管はきれいに薄い塩水の中で洗い、皮膜を取り除く。水分をよくきり、みりん・醤油の中につけ込む。
漬け揚がったら(1時間くらいで漬け揚がる。漬けすぎても大丈夫)、お握りの具にするのだが、なんどやってもうまく出来ない。
お握り型が小さすぎるのだと思っている。
型なんて使うな、という市場人がいるが、不器用に輪を2つかけたようなボクはお握りが握れないのだ。