桃屋の「きざみにんにく」でアサリ、ハマグリ

便利なものはどんどん使い、時短せよ!

桃屋きざみにんにく

教わったらすぐ試してみるタイプなので、FBで藤林久仁子さんに教わった、桃屋の「きざみにんにく」をさっそく買って来た。
桃屋はやたら懐かしい三木のり平の江戸紫が思い浮かぶが、今ではいろんな種類のいろんなものが出ていて、思わず当初考えなかったものまで買って来た。考えてみると、キアンコウで使った「キムチの素」も桃屋だった。
さて、味見してみると、このまま食べてもかなりうまい。年をとって辛いものがからきしダメになったボクにもピリ辛少々で優しい味だし、塩味もほどよく、にんにくの香りは十二分に強いというところもいい。さすが、三木のり平の桃屋である。

東京湾千葉県産はブルーが美しい

千葉県産アサリ

同じスーパーで貝類を探したら日曜日だったので千葉県産アサリしかなかった。
貝殻が口を開けて、少々疲れが出ていたが買った。小振りだが、まさに木更津、富津産という色のブルーがあるのがいい。

アサリの中華風ではなく桃屋風かも

アサリの炒め物

さて、アサリはざくざくザルの中で洗い、水分を切っておく。
調味料は「きざみにんにく」と紹興酒のみ。
鍋に油とアサリ、「きざみにんにく」を同時に入れて紹興酒を振り、あとは鍋をフリフリするだけ。貝殻が開いたら出来上がりだ。
料理にも使った紹興酒をロックにしてやりやり、貝殻にしゃぶりつくようにしゃぶったら実にいい味である。
完成度の高い味といってもいいだろう。中華料理店でだしても桃屋とはわからない気がする。

九十九里産地ハマは少々お高いけど

チョウセンハマグリ

翌日は八王子総合卸売協同組合、マル幸にあった九十九里産の地ハマ(チョウセンハマグリ)を3つだけ買い求めてくる。
古くはバチなどと言われて、東京湾内産よりも一段下に見られていたが、今やどうどうの高級二枚貝である。

桃屋をのせすぎたけど、パンチがあってうまい

焼き地ハマ

剥き身にし、片貝にもどして「きざみにんにく」をのせて後は上火で短時間焼くだけ。
「きざみにんにく」の味がよかったために乗せすぎとなったが、これもイケルと思う。
今生きている多くの人が時間に追われている。
料理は短時間に、素早くおいしく、と考えるととても使えるじゃん、と思う。


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