尾岱沼のしまえび天丼
マユガジ属(Lycodes)について
Species Lycodes brunneofasciatus Suvorov, 1935/ハラスジゲンゲ
Species Lycodes caudimaculatus Matsubara, 1936/イレズミガジ
Species Lycodes concolor Gill & Townsend, 1897/フタスジクロガジ
Species Lycodes fasciatus (Schmidt, 1904)
Species Lycodes hubbsi Matsubara, 1955/ヨコスジクロゲンゲ
Species Lycodes japonicus Matsubara & Iwai, 1951/アシナガゲンゲ
Species Lycodes jenseni Taranetz & Andriashev, 1935/エビスガジ
Species Lycodes macrolepis Taranetz & Andriashev, 1935/ヨコシマガジ
Species Lycodes matsubarai Toyoshima, 1985/マツバラゲンゲ
Species Lycodes microporus Toyoshima, 1983/ヤセマユガジ
Species Lycodes mucosus Richardson, 1855
Species Lycodes nakamurae (Tanaka, 1914) /クロゲンゲ
Species Lycodes nishimurai Shinohara & Shirai, 2005/オロチゲンゲ
Species Lycodes ocellatus Toyoshima, 1985/クロホシマユガジ
Species Lycodes paucilepidotus Toyoshima, 1985/ハゲマユガジ
Species Lycodes pectoralis Toyoshima, 1985/キタノクロゲンゲ
Species Lycodes sadoensis Toyoshima & Honma, 1980/サドヒナゲンゲ
Species Lycodes sigmatoides Lindberg & Krasyukova, 1975/エスジガジ
Species Lycodes soldatovi Taranetz & Andriashev, 1935/クロガジ
Species Lycodes tanakae Jordan & Thompson, 1914 /タナカゲンゲ
Species Lycodes teraoi Katayama, 1943/ヒナゲンゲ
Species Lycodes toyamensis (Katayama, 1941)/アゴゲンゲ
Species Lycodes uschakovi Popov, 1931/カワリゲンゲ
Species Lycodes yamatoi Toyoshima, 1985 /ヤマトマユガジ
Species Lycodes ygreknotatus Schmidt, 1950/ワイジゲンゲ
ヤツメウナギ科について
Genus Entosphenus Gill, 1862/ミツバヤツメ属
Species Entosphenus tridentatus (Richardson, 1836) ミツバヤツメ
Genus Lethenteron Creaser & Hubbs, 1922/カワヤツメ属
尾岱沼という大きな汽水湾
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標準和名、ホッカイエビと言っても国内ではほぼ通じない。たぶん東京豊洲市場で言ってもだれ一人知らないと思う。
流通上では「北海シマエビ(ホッカイシマエビ)」である。産地では単に「シマエビ」と呼ばれているが、関東などでの市場で「シマエビ」は別(モロトゲアカエビ)なので、わざわざ「北海」がつく。
さて、羅臼の旅のついでに尾岱沼を撮影しに南下した。下見というか一度は漁を見てみたいと思っていだけで、とりたてて目的があるわけではない。ホッカイエビもそうだが、混獲物を調べてみたいと思っているが、これはまだ先のことになる。
南下するだけで面白かった。広大なそば畑があり、野に咲く名前がわからない草花がとても面白い。
国道から、岸辺に下りて水域を撮影してから、尾岱沼漁港を目指す。尾岱沼漁港に人影はなく、直売所は漁がなかったこともあって見るべきものはなかった。むしろ直売所隣で売っていた脱皮した個体をゆでたもの、活けが珍しかった。
これなら期待して行っても失望しないと思う
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ここで昼ご飯を食べる場所を探す。
地元の方に聞いてたどりついたのが『白帆』という食堂である。道路工事のオッチャンに聞いた限りだが、尾岱沼漁港ののそばにある、食堂もしくは昼飯が食べられるところは、ここのみだそうである。
席に座って品書きを見ると、握りずしにトンカツにラーメンなど、典型的な食堂なのは一目瞭然。尾岱沼らしいというと「しまえび天丼」、もしくは「あさり汁」だが、天丼に「あさり汁」がついているというのでお願いする。
ぜんぜん期待しないで待っていると、見た目からしてうまそうな丼がやってきた。
「シマエビ」が丼にそびえているのである。ホッカイエビのタラバエビ科の味の特徴は殻が軟らかく、身(筋肉)に水分が多いことである。ちなみにタラバエビ科の甘エビ(ホッコクアカエビ)の甘さはいくつかの、呈味成分ではないアミノ酸と、粘性のアミノ酸が合体して甘いと感じるもの。天ぷらにして大丈夫なのか? と思ってかぶりついたら大丈夫だった。
衣がやけに大きいのは残念だったが、身の存在感もあり、タラバエビ科の甘さも感じられる。意外に名品ではないかなんて、大いに満足した。
ついでに食べたアサリ汁は北海道ならでは大振りで、これまた結構な味だ。
デブも歩けばうまい食堂にあたる、のだ。

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
イラスト図解 寿司ネタ1年生



