銭州、縞模様のあるヒラソウダの刺身、あぶり
いきなり誘拐してきたので見誤った
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八王子卸売協同組合、舵丸水産に銭州の魚が並んでいた。
本命以外のいくつかが片寄せられていたので見つからない内に隠して持ち帰ってきた。
1秒の半分くらいでヨスジフエダイ、ニセタカサゴ、シイラ、アカヒメジ、カツオの幼魚だと考えた。
残念なことにアカヒメジはウミヒゴイで、カツオは縞模様があっただけでヒラソウダだった。
夏のヒラソウダを誘拐したのは大失敗だったが、時季はずれに食べられるのもデータベース的には重要である。
半身は振り塩をして表面をあぶり、冷凍庫で数分冷やして刺身状に切る。
やはり脂はないものの、ヒラソウダの身にたっぷりうま味成分がある。
酸味はほんのわずかばかりで、じわじわとうま味が舌を押す。
時季はずれのヒラソウダ、もええかも。
凡庸な味だけど、それがわかる歳となりにける
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刺身は単調な味だったが、それなりに食べられる。
平凡でもおいしいとは思う。
わかりやすくない、ぼんやりとしたおいしさもいい、気がしてきた。
酒は「桂川 本醸造(栁澤酒造 群馬県前橋市粕川町)」で、味わい深く切れがいいところがヒラソウダに合う。
