3月28日 八百屋から魚屋へと、ヤリイカ
カタクリとヤリイカ

八王子綜合卸売センター、八百角に山形県庄内からカタクリ(片栗)が来ていた。アニキなれど安くしするというので思わず手を出した。安いものについつい手が出るのは貧乏人なので致し方なし。
買ったはいいけど合わせるものがいる。八王子綜合卸売協同組合、マル幸までもどってヤリイカを買った。高騰しているイカで、カタクリでの得が消える。
カタクリを初めて食べたのは武蔵小金井に住む、友人に頂いたからだ。広い庭にはカタクリがいっぱい咲いていたけど。あまりにも美しいので食べられるとは思わなかった。
翌日八百角で、こんどは福島県会津産の「雪中浅月」というものを買う。「浅月」は浅葱をしゃれたもので、この根の部分が小太いネギたちは東北に行くといろんな種類があってわくわくする。会津では「あさつき」みたいだけど、1980年代におんぼろシビックで遭難しながら行った秋田県では「ひろこ」だった。
カタクリとあぶったヤリイカを合わせて、煮浸しにする。ヤリイカは皮付きのまま表面をあぶり、ゆでて八方だしにつけ込んだカタクリを合わせて小一時間で出来上がり。上がりにライムを数滴。