3月25日 宇部産ミヤコボラ
イタボガキ科(Ostreidae)について
世界中に生息している。孵化して一定期間自由生活を送り(幼生期)、やがて干潟や岩、貝などに付着して一生を終える。国内で一般的に流通食用となるのはマガキ、イワガキ、スミノエガキなど。古くは盛んに食べられていたイタボガキは絶滅の危機にあり、非常に地域限定的になっている。その他、地域地域で細々と食べられている種もある。
カキ類の代表的なものはマガキで、ヨーロッパなどで当地のカキが大量に病死したとき、日本から大量に種を移植した。今ではヨーロッパだけではなくアメリカでもマガキ養殖が盛んとなっている。ヨーロッパ特有のヨーロッパヒラガキ、ブロンなどあるが、マガキ以上に大量生産されているものはない。
Subfamily/Crassostreinae Scarlato & Starobogatov, 1979
Genus Crassostrea Sacco, 1897/マガキ属
Genus Talonostrea Li & Qi, 1994
Subfamily/Ostreinae Rafinesque, 1815非表示
Genus Ostrea Linnaeus, 1758/イタボガキ属
Genus Alectryonella Sacco, 1897
Genus Anomiostrea Habe & Kosuge, 1966
Genus Dendostrea Swainson, 1835/ワニガキ属
Genus Lopha Röding, 1798/トサカガキ属
Genus Saccostrea Dolfus & Dautzenberg, 1920/オハグロガキ属
ヒレグロ属(Glyptocephalus)について
Species Glyptocephalus cynoglossus (Linnaeus, 1758)/タイセイヨウヒレグロ
Species Glyptocephalus kitaharae (Jordan & Starks, 1904)/ヤナギムシガレイ
Species Glyptocephalus stelleri (Schmidt, 1904)/ヒレグロ
Species Glyptocephalus zachirus Lockington, 1879/アメリカヒレグロ
沖合いにいるオキニシの仲間だ
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山口県宇部市の青山鮮魚、青山時彦さんにいろんな貝をたくさんいただいた。長年探し続けていた貝もあって、感謝の致しようがない。
中にミヤコボラが含まれていた。「都法螺」は『六百介品』という江戸時代の著者不明の書にある。国内の多くの貝の名は、たぶん江戸時代にいた博物学的頭脳の人々がときに一般的な呼び名から採取し、ときに自ら命名したのだと思っている。もちろん見た目はしっかりおさえてだけど、「常陸帯貝」のように、いかに雅な名をつけるかを競ったのではないかと考えている。
きっと本種の名も『六百介品』の著者の創作だろうと思っていたら、山口県宇部市ではミヤコボラと呼ぶようなのだ。ひょっとしたら『六百介品』の著者は宇部生まれなのかも知れない。和歌山市で「泥さざえ」、兵庫県姫路で「泥貝」と呼ぶのは沖合いの泥場にいるからだが、これに「都」をつけたのは貝殻がきれいだからだ。
日本各地で揚がるが紀伊水道にめんした和歌山市から大阪湾、瀬戸内海の底曳き網での水揚げが多い。和歌山県西部、大阪市などではスーパーの売場にも並んでいる。

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イラスト図解 寿司ネタ1年生



