ときどき作る昆布の佃煮

日高昆布は実に重宝な昆布だと思うな


だしは3日に1回くらいとる。
そんなに頻繁にとらないのは、一人暮らしだからだ。
それでも1年間に100回以上はとっているので、だしがらがぎょうさん出る。
節類だと、ときどきふりかけにするし、煎ってお好み焼きの友にする。

昆布は素揚げでパリパリにして、ぱりぱり食べたり、佃煮にする。
さてだしの後の昆布は捨てることもあるものの、できるだけ冷凍保存して置くが、これも今、それなりにたまっている
ついでに言えば、ただいま、部屋の隅っこなどからなぜか出てくる黒糖の、消費月間なのである。
紅茶にも黒糖だし、例えばトビウオ類の煮つけにも黒糖を使うが、それでも使い切れない。

このところ不如意につき、使い続けている日高昆布(ミツイシコンブ)のだしがらと黒糖で、佃煮を作る。
昆布はまだ凍っている状態でヒモ状に切る。
切っている間に解凍する。
だしを取るときに半日水に漬け少し煮出すことと、冷凍することで柔らかくなっている。
それでも硬いので、最初に酒と多めの水で煮る。
ほとんど水がなくなったら、酒・黒糖、濃口醤油(普通の砂糖のときは、たまり醤油と濃口醤油を半々)、しょうがのせん切りを入れて煮上げる。
仕上げにみりんを加えて出来上がり。

昆布の佃煮ほど、ご飯を失うおかずはないかも


まあ、普通の甘口の昆布の佃煮だけど、市販よりもちょっと硬めで、昆布の味が強いと思っている。
ご飯とこんなに仲がよくて、困るな、と思うほどよく合う。
その上、ご飯のおかず作りは、とても楽し。


関連コンテンツ

サイト内検索

その他コンテンツ

ぼうずコンニャク本

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
魚通、釣り人、魚を扱うプロの為の初めての「高級魚」の本。
美味しいマイナー魚介図鑑
製作期間5年を超す渾身作!
美味しいマイナー魚図鑑ミニ
[美味しいマイナー魚介図鑑]の文庫版が登場
すし図鑑
バッグに入るハンディサイズ本。320貫掲載。Kindle版も。
すし図鑑ミニ ~プロもビックリ!!~
すし図鑑が文庫本サイズになりました。Kindle版も。
全国47都道府県 うますぎゴーゴー!
ぼうずコンニャク新境地!? グルメエッセイ也。
からだにおいしい魚の便利帳
発行部数20万部突破のベストセラー。
イラスト図解 寿司ネタ1年生
イラストとマンガを交えて展開する見た目にも楽しい一冊。
地域食材大百科〈第5巻〉魚介類、海藻
魚介類、海藻460品目を収録。