今季初ショウサイフグは素揚げから
初ものに安いフグ食う長月の夜
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さて、強く握りつぶして骨と身をはずし(やってみるとわかる)じっくり素揚げにしたショウサイフグは、揚げてる最中からいい香りを立てはじめる。
この香りを楽しむためだけでも作りたいと思うくらいだ。
表面は硬いくらいだが、その下は焼き菓子のようであり、中心部分はしっとりとして豊潤である。
さくっとして香ばしいだけではなく、ショウサイフグ本来の味も楽しめる。
問題と言えば早食いしすぎることでしかない。
初ものは常磐もの。小さいけれど味はよし
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八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産で今季初ショウサイフグを買う。
荷の作りから茨城県産とみた。
体長18cm・125g前後なので小振りである。
頭部と皮・内臓を取り去ってもらう。(フグ調理師がいる店なら、時間さえあればやってもらえる)
帰ったらざっと洗い、水分をきり塩を揉み込んでおく。
これを冷蔵保存しておく。
素揚げにする前に、塩をしたフグを強く握って感覚で骨と身を分離しておく。
水分をよく拭き取り、なにもつけないでじっくり時間をかけて揚げる。