カスリミシマ

Scientific Name / Selenoscopus turbisquamatus Okamura & Kishimoto, 1993

カスリミシマの形態写真

28cm SL 前後になる。背鰭は2、擬鎖骨は太く長く強い。前鰓蓋骨下縁のとげは4本以上。頭部体幹部背の部分に不明瞭な絣を思わせる斑紋がある。体側には明瞭な列をなさない。
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28cm SL 前後になる。背鰭は2、擬鎖骨は太く長く強い。前鰓蓋骨下縁のとげは4本以上。頭部体幹部背の部分に不明瞭な絣を思わせる斑紋がある。体側には明瞭な列をなさない。28cm SL 前後になる。背鰭は2、擬鎖骨は太く長く強い。前鰓蓋骨下縁のとげは4本以上。頭部体幹部背の部分に不明瞭な絣を思わせる斑紋がある。体側には明瞭な列をなさない。28cm SL 前後になる。背鰭は2、擬鎖骨は太く長く強い。前鰓蓋骨下縁のとげは4本以上。頭部体幹部背の部分に不明瞭な絣を思わせる斑紋がある。体側には明瞭な列をなさない。頭部体幹部背の部分に不明瞭な絣を思わせる斑紋がある。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目ワニギス亜目ミシマオコゼ科カスリミシマ属

    外国名

    学名

    Selenoscopus turbisquamatus Okamura & Kishimoto, 1993

    漢字・学名由来

    漢字/絣三島、絣沼島 Kasurimisima
    由来・語源/上部体表の模様が絣柄を思わせて、模様の際がはっきりしない。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。水深140-170m
    和歌山県白浜・南部、高知県宿毛沖、九州〜パラオ海嶺。
    タスマン海。

    生態

    基本情報

    生息域すら特定できていない、珍魚中の珍魚。ミシマオコゼ科では比較的水深の深い場所に生息するのかも。まとまってとれないので水産的な価値はない。

    水産基本情報

    市場での評価/流通上見ていない。
    漁法/釣り
    産地/

    選び方

    触って張りのあるもの。鰓が赤いもの。

    味わい

    旬は不明。
    鱗は細かく取りにくい。皮は厚みがあり強い。骨は頭部のみ硬い。
    血合いが赤い白身で熱を通すと硬く締まる。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    カスリミシマの料理法・調理法・食べ方/煮る(煮つけ)、生食(刺身)、焼く(塩焼き)

    カスリミシマの煮つけ 頭部とあらを煮つけにしてみた。適当に切り、湯通しする。冷水に落としてヌメリなどを流す。水分をよく切り、酒・しょうゆで煮る。仕上げにショウガを振る。身が硬く締まるのは難点ではあるが、いいだしが出て味わい深い。


    カスリミシマの刺身 三枚に下ろして腹骨、血合い骨を取る。皮を引き刺身にしてみた。血合いが赤く、透明感もある。見た目は悪くはないが、味はミシマオコゼ科にありがちな単調なもの。
    カスリミシマの塩焼き ミシマオコゼ科は焼くには向かないと思っていたが、念のために塩焼きにしてみた。やはり硬くしまりすぎる。淡泊で嫌みのない味だが、さほどうまいとは思えない。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/伊藤迅さん(高知県)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「カスリミシマ」を使用したレシピ一覧

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