タラ
一般的に「タラ」と呼ばれる水産物についてのまとめページです。
本ページの内容
鱈
一般的に「鱈」はスケトウダラとマダラのことだ。両種とも古代から文字のあった近畿圏では歴史的には新しいものだ。北に行くほど浅場でとれるので、漁は容易。南下するほど深場での漁になりとるのが難しくなる。歴史的にみると両種とも乾物として都や支配者に贈られていた。タラ漁が本格化するのは明治期のことだ。
都のあった奈良、京都の支配圏である北陸などで漁が始まるのは室町末期。江戸時代になってもマダラは高級魚であった。高級魚マダラを補う(助ける)のでスケトウダラの名があるとも。
と言うことで一般的な「鱈」は室町末期以来変わらずマダラ、スケトウダラの2種である。
「タラ」と呼ばれる水産物一覧
●印は「タラ」ですがそれ以外はタラの仲間ではありません。
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イトヒキダラ
海水魚。水深80〜2025メートルの大陸棚斜面。 北海道オホーツク沿岸、北海道〜駿河湾の太平洋沿岸。 千島〜カムチャツカ半島の太平洋沖、ベーリング海。主に北日本太平洋側の沖合底曳網で上がるもの。 スケトウダラの減少にともなってすり身原料として脚光を浴びているが、漁獲量は安定しない。 鮮魚として出回ることは非常に希である・・・イトヒキダラのページへ -
キタノクロダラ
海水魚。水深315-2000mの低層。 青森県八戸沖、東北地方太平洋側、房総半島、相模湾、駿河湾、三重県浜島。 千島列島北部、コマンドルスキー諸島、光孝海山(天皇海山)、オーストラリア南東岸・南岸。三重県熊野灘以北の太平洋の深海に生息している深海魚で、チゴダラ科ではソコクロダラとともに最大級である。ソコクロダラに非常に・・・キタノクロダラのページへ -
スケトウダラ ●
海水魚。水深0-2000mの表層・中層域。 北海道全沿岸、青森県〜福島県の太平洋沿岸、少ないながら茨城県〜和歌山県白浜の太平洋沿岸、青森県〜山口県の日本海沿岸。 韓国釜山〜沿海州、日本海北部〜サハリンをへてオホーツク海・千島列島・カムチャツカ半島、ベーリング海、アラスカ湾〜カリフォルニア中部沿岸。北太平洋でもっとも資源・・・スケトウダラのページへ -
ソコクロダラ
海水魚。水深580-1100mの大陸棚斜面。 相模湾〜土佐湾の太平洋沖、鹿児島県与論島沖、東シナ海、硫黄島海嶺。 天皇海山〜ハンコック海山、ハワイ諸島北西部、ニューカレドニア、オーストラリア南東岸・南岸、ニュージーランド。小型の多いチゴダラの中では最大級。相模湾以南にいる深海魚である。大きな意味ではタラの仲間なので、同・・・ソコクロダラのページへ -
パタゴニアミナミダラ
海水魚。水深28-1000m。 アルゼンチン、チリ沿岸、ニュージーランド沿岸冷凍輸入されて、練り製品、冷凍フライなどに加工されている。 いわゆる輸入白身。卵巣も「たらこ」として流通している。 練り製品の原材料は常に不足気味で世界中からいろんな魚を輸入したり、漁場開発していたりしていたことがある。本種もそのようななかにあ・・・パタゴニアミナミダラのページへ

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
イラスト図解 寿司ネタ1年生



