ムネダラ

ムネダラの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
1.5m TL 前後になる。頭部はあまり尖らず頭部は小さい。鱗が取れやすい。第1背鰭第2棘の前縁はノコギリ状。第2背鰭と尻鰭の基部前端は背鰭の方が前方にある。上顎の歯は2列、下顎の歯は1列。[相模湾 1m TL ]
1.5m TL 前後になる。頭部はあまり尖らず頭部は小さい。鱗が取れやすい。第1背鰭第2棘の前縁はノコギリ状。第2背鰭と尻鰭の基部前端は背鰭の方が前方にある。上顎の歯は2列、下顎の歯は1列。[相模湾 1m TL ]
1.5m TL 前後になる。頭部はあまり尖らず頭部は小さい。鱗が取れやすい。第1背鰭第2棘の前縁はノコギリ状。第2背鰭と尻鰭の基部前端は背鰭の方が前方にある。上顎の歯は2列、下顎の歯は1列。[相模湾 1m TL ]
上顎の歯は2列、下顎の歯は1列。
上顎の歯は2列、下顎の歯は1列。
珍魚度・珍しさ★★★★
正に珍魚・激レア生物
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱新鰭区真骨亜区正真骨下区側鰭上目タラ目ソコダラ科ホカケダラ属
外国名
学名
Coryphaenoides pectoralis (Gilbert, 1891)
漢字・学名由来

漢字/胸鱈 Standard Japanese name / Munedara
由来・語源/小種名「pectoralis」が「胸の」という意味だから。

地方名・市場名

概要

生息域

海水魚。水深140-3500mの泥・砂底。
北海道オホーツク海沿岸、北海道〜房総半島の太平洋沿岸、相模湾。
オホーツク海、千島列島、カムチャツカ半島南部、ベーリング海、アリューシャン列島太平洋沖〜アラスカ湾をへてカリフォルニア半島北部。

生態

基本情報

相模湾以北に生息する深海性の大型魚だ。ソコダラ科は珍しいものばかりだが、特別手に入れにくい魚のひとつ。
古くは北洋のメヌケ漁などで揚がったもので、『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1938)にはカラフト南東、北海道南岸が生息域とされていた。
珍魚度 深海魚である上に、希にしか水揚げされない。明らかに珍魚。

水産基本情報

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

旬は不明。
鱗はソコダラ科では弱く取れやすく、取りやすい。皮は厚みがあって強い。骨は柔らかい。
非常に水分の多い白濁した白身。熱を通しても硬くならない。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

ムネダラの料理・レシピ・食べ方/煮る(鍋、煮つけ)、揚げる(唐揚げ)
ムネダラのちり(鍋) とてもいいだしが出る。身は煮ても硬く締まらず、やや柔ら過ぎる。肝はとてもおいしい。
水洗いして適当に切る。昆布だしに酒・塩で煮ながら食べる。

ムネダラの煮つけ 非常に水分が多いので柔らかくて、とろっとして脆弱である。くせのない味わいでうま味は皮にある。肝はとても美味。水洗いして適当に切る。湯通しすると煮崩れてしまうので、そのまま酒・砂糖・醤油で短時間煮る。
ムネダラの唐揚げ 揚げたてはふんわりと柔らかく、しかも香ばしい。身は柔らかい中に味がある。嫌みがなく食べすぎてしまいそうな味である。水洗いして三枚に下ろす。適当に切り、水分をよく拭き取る。片栗粉をまぶして高温で揚げる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど