いつもおいしいアオダイの旬は?
完全無欠の魚なので知名度が上がらないのかも
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舵丸水産のクマゴロウが御蔵島沖で釣り上げてきたアオダイである。
東京都、鹿児島県を代表する魚で、東京を始め関東の流通のプロの間では古くから知られていたが、未だ本種は一般にはマイナー魚そのものである。
常に高値で取引され、引く手あまたの魚であるが、「青鯛」という地味な名前なので、目立たないのかも知れぬ。
伊豆諸島に多く、これから水揚げ量も増えるし、味もよくなる。
味がよくなると書いたが、正確ではないかも。
年間を通して味が落ちないので旬がわかりにくい。
これから食べる機会が増えるだけ、とすべきだ。
まあ、ボクにとっては今年、3度目の刺身だが、自分で下ろして自分で食べたのは、今年初めてである。
3度とも、まさに思わず踊り出してしまいそうになるほど美味であった。
当然、この日の刺身も5切れ切って、5切れが消えるのが早かった。
東京で白身の筆頭を本種としている料理人がいるが、なんど食べてもおいしいことから、安心して使えるのだろう。
さて6月26日のアオダイは脂こそそこそこだったが、鮮度抜群なので食感が心地よく、多様なアミノ酸が生み出す、甘味が豊かだった。
呈味成分だけではない、複雑だけど嫌みのない、甘味に思える旨味だ。
今回は今までやらなかった料理を作るために手に入れたのに、刺身で大方終わってしまいそうで、恐い。
酒は「喜楽長 権座 純米吟醸 生酒(喜多酒造 滋賀県東近江市)」だけど、本種の刺身にもやたらに合う。

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