新潟市、越後新川の生物・食物図鑑26 イイダコ
まん丸い胴の中にはいっぱい飯が詰まっている

新潟県新潟市西区五十嵐新川漁港周辺の生物・食物図鑑を作っていく。
新川漁協に水揚げされる水産物は量的には多くないが、多彩であるし、おいしいものだらけである。
新川漁港の周辺には磯や護岸もあるし、きれいな砂浜もある。
多彩な生物がいて、そんな生き物とふれあえるのも魅力的だ。
あまり知られていないが新潟県はイイダコの産地である。
新川漁港にも春から初夏にかけて揚がる。
イイダコは北海道南部以南の日本各地、浅い砂地に生息している。
成長しても全長30cmくらいにしかならない小型のタコだ。
なぜか子持ちを喜ぶ、春の味

イイダコは産卵期になると群れを作る。
このときが漁期である。
頭に見えるのが胴というか内臓が入った部分で、目の周りが頭にあたる。
足が8本ある。
この胴の部分に産卵期になると「飯(いい)」と呼ばれる卵を持っている。
そこから「飯蛸(いいだこ)」と呼ばれるようになった。
雄もいるのだけど、主役は「飯」を持つ雌だ。
この「飯」をいっぱい持っている雌はとても高級だけど、煮つけて食べると値段以上の味がする。
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