病後、ウルメ丸干しのアンチ通食い
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体調不良なのにウルメイワシの丸干しが食べたくなる。
無性に食べたくなったので、自然解凍してあぶる。
最近、食べる前に頭はいきなり捨てることが多くなっている。
内臓も食べるときと食べないときがある。
知り合いがこれを見ていて「通じゃねー」、なんていうが、当然ボクは通ではない。
頭も内臓も食べたいときには食べるし、食べたくないときには捨てる。
これでいいのだ。
今回など、腹具合が悪いので、背の部分を裂いて口の中で鯣(するめ)をなめるようになめる。
丸干しの2分の1を捨てているわけで、世にはびこる、通なんてヤカラに見られたら、なんと言われるかしれたものではないが、これがやたらにうまい。
茶菓子代わりに食べると、5、6本あぶったのが夕方には消えている。
ボクの場合、かなり前に通とは真逆の人間であることを自覚し、魚などでもできるだけ手抜き料理をし、食べたいように食べたいと思い始めて長い。
だから今回も非常に干しのいい、上等の鹿児島県産ウルメイワシの丸干しを贅沢に、自由気ままに食べたら、通っぽく丸ごと全部食べるよりも何倍も癒やされた。
最近、新聞記者の方に「山口瞳が子供の頃から好きで好きで」、というと。
あっちは「開高健が今でも好きです」という。
お互い食に関しての無駄話の最中だったが、性格がにじみ出ている気がする。
例えば開高健や白土三平があまり好きじゃないボクにとって、この当たりの好みの差こそが通とアンチ通の分かれ目かもと思った次第でもある。

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イラスト図解 寿司ネタ1年生



