202411/27掲載 コラム食文化を探す旅 近江・若狭丁稚羊羹を探す旅02 安土、『万吾樓』の、でっち羊羹 シェア ツイート このぺたんこ感こそが滋賀の典型的な「丁稚羊羹」だクリックで閉じます現在は石垣だけしか残っていないが、水際にあった安土城跡周辺は、昔は非常に美しいところだったという。 高度成長期の広大な湾と内湖を埋め立てで、見る影もない。 この埋め立てで湖魚が極端に減少し、漁師さんたちは大きなダメージを受けたらしい。 田畑が広がっているものの、減反政策の今、美しい安土を台無しにしてなんの意味が合ったんだろうと思う。 さて、そんな安土駅前の和菓子店、『万吾樓』で買ったのは、滋賀県の典型的な「でっち羊羹」だった。 小豆入り半分、プレーンな蒸し羊羹半分で、非常にボク好み。 「でっち羊羹」食ったぞ! という気になれた。