ボクにとってはこれが今季初どんちっちアジ
見た目は並アジ、中身は高級アジ
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八王子卸売協同組合、舵丸水産に島根県浜田市から「どんちっちアジ」が来ていた。
今年初めての「どんちっち」なので、買おうと思ったらほとんど残っていない。
水氷の底の方からよさそうなものを選んで、通してもらう(会計する)。
体長21cm・152gと体長24cm・207gである。
大きい方を刺身にする。
まずはブランド名の「どんちっち」とは? から説明したい。
浜田市も含む島根県西部、石見地方で盛んに行われる神楽のお囃子の音からとっている。
石見人にもっとも親しみ深い音からとったブランド名である。
ブランド化に際しては巻き網船主やJF、浜田市、島根県などの脂質を計測する技術の確立を経て、脂質10%以上のものを「どんちっちアジ」としている。
巻き網ものなので本来「並アジ」だけど、味は並ではない、ので値段もそれ相応である。
刺身なのにビールを合わせてしまうほど味わい深い
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毎年思うことだけど、切りつけた刺身が室温でうるうるするまでが短い。
脂質10%以上となるとクロマグロの大トロなみである。
当然、刺身自体が非常に脆弱なのもあるが、舌の上であっけなくとろけてしまう。
そこにマアジらしい強いうま味がある。
一切れの味の大きさが大きいのである。
脂たっぷりといってもクロマグロやブリの重圧なものとは違い、マアジの脂は軽く、後味がいい。
食傷しないのも魅力的だ。
刺身なのにビールに合うのは、一切れのインパクトの強さからだ。
今回は「どんちっちアジ」に合わせてエビスビールを買ったけど、贅沢な味には贅沢なビールがいい、と思うな。
■舵丸水産は、一般客に優しいので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
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