新潟市で買った、特売のめぎすを煮つける

下処理がしてあって、しかもお買い得なので特売は得


新潟県新潟市の原信南万代店で特売の「めぎす(ニギス)」を買った。
4尾入りで1尾45円という安さだ。
ボクは魚は新しいものほどいい、とは思っていない。
料理法によっては鮮度などどうでもいいときがある。
消費者は料理法で鮮度を選択すべし。
鮮度が高いと値段が高く、低いと値段が安い。

しかも、特売品を買うのは自然にも優しく、自分自身の経済にも優しい。
ボクなど、特売品を「どんどん買おうの会」会長になりたいくらいだ。

今回は新潟県村上市の「てんや醤油 うすくち(てんや味噌醤油店 村上市)」を使ってみたかったので煮つけにしてみた。
ちなみに生殖巣(真子・白子)が膨らんでいたので塩焼きの方が合っていそうだった。

買って来たまんまで使える


持ち帰った翌日に鍋にそのままの状態で入れて湯をそそぎ、冷水に落として表面のぬめりを流す。
個人的にはこの一手間は必須だが、不要なら省いてもいい。
基本的に、食べない尾鰭や背鰭などは切り落とすことが多いが旅から帰り着いて疲れが取れないので、そのままにした。


水分をよくきるために、ペーパータオルにのせて少し置く。
少し置いた方が確実に水分が抜ける。


これを水・酒・「てんや醤油うすくち」、しょうがで煮る。
煮汁が冷たい内に入れる。
沸騰してから入れた方がいいという人もいるが、危険でもあるからだ。


最初から砂糖を加えなかったのは、「てんや醤油濃い口」は過去に使ったことがあるが、今回の「うすくち」は未知だ。
そのままなめると甘口だけど煮たときの変化がわからないので、煮えてから味加減をする。
この時点で少し砂糖を加える。
ニギスは火の通りが早いので、7、8分で煮上がる。
そのまま鍋で冷ます。
冷めるまでの間に味が染みる。

2尾で充分1食のおかずになる


濃厚な甘辛味の野性的な煮つけになった。
見た目の色合いが淡いのは、「うすくち」だからだ。
ちなみに日本海側の濃い口醤油・薄口(淡口)醤油は、関東から関西にかけての両醤油の区分、違いとは全くの別なので要注意だ。
今回のものは塩辛くなく甘い。

この野性味溢れる、田舎くさい、結構、濃厚な煮つけの味がご飯に合う。
産卵期で水分が多く、身離れが悪いのが残念ではあるが、上々の味である。
真子や白子はそれほど大きく歯なかったものの、真子はほくほく甘く、白子はねっとりしてうまい。
ご飯のおかずには2尾で充分なので、100円以下で日本海の味覚が楽しめることになる。


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