3月、今季初イワガキは長崎産
養殖ものは表面の汚れをきれいに取り去っている

東京都豊洲市場、神奈辰にイワガキがあって、産地を聞くと長崎県だった。
長崎県だと五島産だろうか?
本当は島根県隠岐産を探していたが、まだだというので今季初イワガキは長崎県産である。
養殖ものである。
魚などの養殖は魚を大量に消費して1種類の魚を増やすという、自然保護の観点からすると不安だらけのものだが、二枚貝の養殖は一定の海域に吊しておくだけで、海の浄化に繋がり、自然にも優しい。
二枚貝などの養殖という言語は、名前を変えてはいかがだろう。
今はまだあっさりしているが、産卵期に近づくほど味が複雑になる

さて、イワガキの場合、養殖、天然で味の違いはないと思っている。
五島列島の海水で育ったイワガキは、久しぶりだというのもあって、まことに結構である。
ライムをたらして口に放り込むと、軟体にはほどよい食感があって苦みはあまり感じられない。
苦みというのは甘味を伴っているのだけど、後から来る。
イワガキの味は後の方に感じられるものがよい。
かれこれ8ヶ月振りのイワガキに感動もするが、人生を深く感じたりもする。
脇に置いたビールを飲み忘れる。
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