小田原、釣りものの「そげ」はとりあえず刺身にする

食べてみないとわからないのが魚というものである


小田原魚市場(神奈川県小田原市)で青木太一さんにそげ(ヒラメ 37cm・636g)をもらった。
青木太一さんは魚市場の仲卸であり、そばで『すし処 海攻』というすし屋をやっていて、『Carry on』というのもやっているらしい。
死後硬直した「そげ」は、おかずだな、と思ったが、念のために刺身にしてみた。

「そげ(ヒラメ)」はフライや塩焼きといったご飯の友と決め込んでいたのは間違いだった。
味見した生一切れが結構イケているのである。味がある。
急遽方向転換して昆布締めを仕込む。

味見した4分の1は深夜まで持ち越し、「桂月 相川誉 山廃純米酒58」の最後のいっぱいと、「そげ」の刺身で寝酒とする。
帰宅後の味見の一切れ以上に味わい深くなっている。
ヒラメの若い個体である「そげ」の旬はエサの食いがよくなってくるこれから、だと思っていたら豈図らんや、今3月の刺身が非常に味わい深い。
「そげ」あなどるなかれ、といいながら吉野川最上流域の酒を少しだけ。
いい時間を過ごすことができた。

そげの旬とヒラメの旬は重なっていて、これからそげの季節になる


ヒラメは大きいほどおいしいと思っている。
魚拓物の1m近いものは食べたことがないが寒い時季の体長60cm、70cmの刺身、とくに活魚の刺身は言葉にならないほどうまい。
大形が3月半ばまでなら体長40cm以下の「そげ」はこれから味がよくなる。
青木太一さんに感謝!


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