3月2日はカワビシャの日、刺身にノックアウトされる

カワビシャの刺身とササニシキが滅法合う


雑用と編集的な仕事に追われて、今年初の小田原は3月となってしまった。
市場にはイシダイだらけで本命のメジナはちょぼっとしかいない。
イシダイは難しい魚なので、体力の落ちているボクには無理だと思ったときに、テングダイかと思ったら、テングダイの中にカワビシャがいる。
こりゃ、ゴッツォじゃありませぬか。
ということで『さんの水産』さんにお願いして手に入れてもらい締めてもらう。
小さい魚なので体長22.5cmは成魚である。

持ち帰った日に刺身にしてみた。
ウマイ、とは思うけど、すごくうまくはない。
本当のおいしさは翌日やってきた。
おいしいの二倍以上というかすごくうまい。ウマスギGO! GO! なのだ。
生活が乱れているので午前10時の遅い朝ご飯におかずとして食べたら、ご飯の甘味と融合して口の中がたいへんなことになる。

ボクはあまりササニシキが好きではないが、意外に刺身定食には向いている気がしてきた。
比較的柔らかくて優しい甘さのササニシキが刺身を包み込む。

晩酌の友に焼霜造りを楽しむなんて結構毛だらけ


晩酌の「お福正宗 金撰」に焼霜造りを合わせてみたら、こっちもええ。
強めにあぶったので皮の香りが強く鼻に抜ける。
これを平凡だけどバランスのいい「お福正宗 金撰」がさらりと流してくれる。
それにしてもカワビシャだけは有名にならないで欲しいものである。

マイナー魚のままでいて欲しいカワビシャ


カワビシャ科カワビシャはやや沖合いの砂地にいる魚である。
ほんの数年前までは珍魚といっても間違いではなかったのに最近増えている。
小さいので高級魚とはならないと思うけど、知る人ぞ知る魚となっていると思う。


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