静岡県産テンジクタチのアヒージョ
簡単に作れて、昼ご飯に持って来いのアヒージョ
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仕事を始めた1970年代に食べた、アヒージョと思われるものは大きなフライパンで出て来たりしていた。
当時、夜は会食することが多かったので、一人用のつまみであるアヒージョを一人分ずつ作るわけにもいかない、で、日本で生まれた日本のアヒージョがこれではなかったか。
最近、これもありかな? と思うようになったが、我が家のものは比較的本来の形通りだと思っている。
カスエラは使いにくいので小さな鉄のパンでアヒージョを作ってる。
アヒージョに向いている魚、向いていない魚があるが、タチウオ類はアヒージョのための魚ではないか、と思うほどアヒージョに向いている。
なんといってもその厚みのある皮が油で熱を通すことで生きる。
激しく飛沫化するオリーブオイルに、炎が燃え移りそうなほどの強火で一気に作る。
作ったらオリーブオイルが泡立っている内に食べ始める。
白ワインが合いそうだけど、最近は赤ワインのロックがいい。
長野県のスーパー、ツルヤが作っているメルローという安ワインだけどとても飲みやすい。
強火で半揚げのようになっているテンジクタチの皮と身が、なんとも言えない味だ。
塩焼き以上に強い味が感じられる。
熱いので一本ずつ舌に乗せるように食べ、あっちっちを赤ワインで冷やす。
そんな貧乏くさい食べ方がアヒージョのアヒージョらしい食べ方だ。
それにしてもテンジクタチのうまきことよ。
さて、残ったニンニクの葉とにんにくの風味がついたオリーブオイルにパンを浸して食べる。
今回添えた文京区『マールツァイト』のパンも素晴らしい味だった。
主役は本体のテンジクタチではなく、そのうま味が出たオリーブオイルだ。
ちょっとだけずんぐりしているテンジクタチ
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八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に静岡県産テンジクタチが来ていた。
鰭はタチウオが透明なのに対して、明らかに黄土色をしていている。
大小来ていたようだが、大は売り切れ、小0.6kg前後を1本買った。
5、6年前、相模湾では珍しかったが、最近では少ないものの珍しくない。
駿河湾、遠州灘などからの入荷は明らかに増えている。
以上は前回も書いた。

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
イラスト図解 寿司ネタ1年生



