2025年秋 高知旅日記4 土佐市、白木果樹園
柑橘農家の密集地帯にある白木果樹園

さて高知県3日目、9月26日に土佐市の『白木果樹園』に向かう。
高知市から高速を使ってあっと言う間の土佐市であった。
四国の高速道路はまだまだ完全ではないし、基本1車線だが、東西に長い高知県がやけに狭く感じられた。
高速を降りて斜面を登ると柑橘農家が多い。
そうだ、高知県はしょうがの一大産地でもある

山懐の白木果樹園に近づくにつれて柑橘類を育てるのに向いた地だなと思い、徳島県人のボクをして懐かしい想いにかられる。
徳島との違いはショウガの畑だろうか?
青いのに甘くて芳醇な水晶文旦がこの季節の主力らしい

白木果樹園にたどり着くと、園主の白木浩一さんが待っていてくれた。
さっそく農園内を案内してもらう。
南向きの果樹園では主力の土佐文旦、水晶文旦、小夏などがあるのはわかったが、一度ではとても覚えられないほどに種類が多い。
それにしても柑橘類の世界は広大無辺である。
目的が「ぶしゅかん(モチユ)」であることすら忘れてしまう。

青いのに売れている水晶文旦は実に不思議な柑橘類である。
しかも青いのにとても甘い
柑橘類からヒガンバナに目を移すとほっとする

季節外れ、彼岸をとおに過ぎてのヒガンバナを見て、心を落ち着かせるが、とても脳みそが情報に追いつかない。
「ぶしゅかん(モチユ)」があり、和歌山県北山村の「じゃばら」があり、「獅子ゆず」があって、人の指の形をしている仏手柑もある。

10年ほど前に築地のやっちゃ場(青果市場)で初めて買ったとき、ひなびたものでも1個1000円近くしたフィンガーライムが、眼の前に生えているのにも驚きを感じる。
しかもとても種類が多い。
白木果樹園については別項を立てるが、今回のものはほぼすべてが初めてのものばかりだった。
徐々にまとめていく。
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