冷凍保存のヤリイカげそとフキで炒め煮
深夜と言うよりも朝に食べるちゃちゃっと料理

魚が減っているのは乱獲のせいだというバカがいる。
こんなに漁師が減っているし、船も減っているのに乱獲はないだろう。
このバカどもは何もんじゃろう?
魚の減少も困るけど、漁業者、産地の水産業者、大卸、仲卸、魚屋なども絶滅危惧業種なのにもっとしっかり考えろよ。
養殖だけがどんどん増えていくが、これも豊漁の国から大量にエサを輸入して営んでいる。地球破壊の要因でしかない。はやくミールワームとかコオロギを使いなさい。
なんて考えながら、市場に魚がないので保存材料をあさる。
ちなみに水産生物はたっぷりあったり、まったくなかったりの大波小波があるからよい。
安定的に供給するなんてクソ食らえだ。
ちなみに世界中の特色ある料理は、この大波小波があったために生まれたのだ。
なんてまたまた考えながら、冷凍のヤリイカげそと、温室栽培のフキを食べている自分がいる。でもフキは売れないと、すぐに安くなる。
貧乏に苦しんでいるので、加温している温室ものだと知りながら手がついつい出るのである。
この愛知県産のフキはアクがすくないので、水さらし時間も最低限でいい。
フキを湯がいてさらして、冷凍保存して置いたヤリイカの胴の端っこやゲソとちゃっちゃ茶畑といいながら炒める。
ウルトラ深夜というか朝に作るときはこんなものがうれしい。
本当はスルメイカの方が炒めて味があるが、ヤリイカ雌のげそもいい味だしているではないか。
しかも、ちゃんといかにもイカらしい風味がある。
柔らかいのもいい。
醤油とみりんだけの味つけなのに、味に奥行きがあるのはフキという非常に優れた野菜だからだろう。
ああ、早く露地物のフキが来ないか、なーー。
酒は、午前2時過ぎなので、福島県南会津町、「花泉」を5勺だけ。
もち米を使った酒だというが、ボク流の表現だが、味が大きい。
複雑でしかも後味がいいのがボク好み。