数え日の新潟旅 妙高市で結局カレーを食べる
新井は、こぢんまりとして空の大きな町

新潟県妙高市は人口3万人弱、海がなく、北国街道ぞいの宿場町だったところだ。
日本海から信濃に向かい標高の高い山々の入り口に当たる。
そのまま北国街道を南下すると妙高高原、長野県に入り、一茶で有名な信濃町、飯綱町になる。
しゃべりすぎと寒すぎに、飢えが追加される

旧新井市だけに市街地がある。
空の広い町である。
古い美しい建物がちゃんと残っているのがうれしい。
点々とある高い建物や新しく立てたビルは明らかに資本主義の負の遺産である。
どことなくさびれている。
あてもなく町をぐるりと巡る。
朝市から、人を見つけると立ち話をし、和菓子屋に入り、じっくり話を聞く。
しゃべりすぎと寒さに飢えが追加される。
歩けど歩けど昼ご飯が食べられそうな店がない。
なんとか妙高市らしいものが食べたいと、無闇矢鱈に歩く。