数え日の新潟旅 上越・妙高の朝市で買った「藤五郎梅干し」
藤五郎さんが作ったので藤五郎梅かな?

今回の新潟県の旅で、朝市は楽しすぎる、ことをば書いていきたい。
上越市高田の朝市、妙高市新井の朝市で、今回もまた買えてうれしかったものが、藤五郎という品種の梅で作った梅干しである。
初めて新潟に行ったのは1980年代半ば、分水町(現燕市)、岩室(現新潟市)、新潟市などを車で回った。
そのとき朝市で見つけた梅干しがボクの故郷徳島県西部のものでもなく、関西ものもでもない。一般的な梅干しとどこか少し違うものだった。
同じようなものが山形県にもある。
山形県の山間部で会った人が、普通の梅は寒いところには育たない。それでアンズやスモモと掛け合わせて、寒冷地用に作ったものだと話していたが、確かめていない。
南高梅のように大型で、果肉が非常に柔らかく、酸味もやや弱い。比較的水分(梅酢)多めに作っているのも山形県山間部のものと似ている。
梅干しが苦手なボクにも食べやすいので見つけると買っているが、今回、この藤五郎という品種で作った梅干しを売っていたのは1軒だけだった。
夏にも新潟に行くので、また買ってきたいものだと思っているが、じょじょに作る人が減っているのかも知れぬ。