ナガソデガイ

Scientific Name / Yoldia similis Kuroda & Habe, 1961

ナガソデガイの形態写真

18mm SL 前後になる。殻の全部は丸味があり、後方は細くなる。後背部はくぼむ。小月面は明瞭。
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18mm SL 前後になる。殻の全部は丸味があり、後方は細くなる。後背部はくぼむ。小月面は明瞭。18mm SL 前後になる。殻の全部は丸味があり、後方は細くなる。後背部はくぼむ。小月面は明瞭。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★
      がんばって探せば手に入る
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    軟体動物門介殻亜門二枚貝綱原鰓亜綱ロウバイ目ロウバイ上科Yoldiidae科ナギナタソデガイ属

    外国名

    学名

    Yoldia similis Kuroda & Habe, 1961

    漢字・学名由来

    漢字/長袖貝 Nagasodegai
    由来・語源/黒田徳米の命名。着物の袖状になった後方が長いため。
    Kuroda
    黒田徳米(くろだ とくべい Kuroda Tokubei 1886-1987 兵庫県淡路島)。貝類学者。日本貝類学会創設者で、会長にもなった。同郷の平瀬與一郎の平瀬商店に丁稚奉公にあがり、貝類の収集、のちに分類にたずさわる。
    Habe
    波部忠重(はべ ただしげ Habe Tadasige 1916-2001 兵庫県)。貝類学者。マダカアワビの記載など、貝類の分類に多大な業績を残しただけではなく多くの貝類図鑑を作る。貝類学会会長も務める。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深70-300mの砂泥地。
    東北地方〜九州。
    台湾、日本海。

    生態

    基本情報

    本州以南の底曳き網などに混ざる物で、食用ではない。貝の収集の対象でもない。
    珍しさ度 珍しくはないが、探しに行くのは非常に困難。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    アドバイス・写真での同定/池田等さん(神奈川県)
    『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局 20170130)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)
  • 主食材として「ナガソデガイ」を使用したレシピ一覧

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