94cm TL 前後になる。全体に茶褐色で、体盤は楕円形で左右に長い。尾鰭は三角形に近く、その高さ・第2背鰭の後端までの距離よりも長い。腹部は白く周囲は褐色に縁取られる。[61cm TL・4.759kg]
ツキミシビレエイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![94cm TL 前後になる。全体に茶褐色で、体盤は楕円形で左右に長い。尾鰭は三角形に近く、その高さ・第2背鰭の後端までの距離よりも長い。腹部は白く周囲は褐色に縁取られる。[61cm TL・4.759kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/3038/Thumb630/20231203809.jpg)
![94cm TL 前後になる。全体に茶褐色で、体盤は楕円形で左右に長い。尾鰭は三角形に近く、その高さ・第2背鰭の後端までの距離よりも長い。腹部は白く周囲は褐色に縁取られる。[61cm TL・4.759kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/3038/Thumb630/20231203810.jpg)
![94cm TL 前後になる。全体に茶褐色で、体盤は楕円形で左右に長い。尾鰭は三角形に近く、その高さ・第2背鰭の後端までの距離よりも長い。腹部は白く周囲は褐色に縁取られる。[61cm TL・4.759kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/3038/Thumb630/20231203841.jpg)

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珍魚度・珍しさ
★★★★
正に珍魚・激レア生物魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
★★★
美味
分類
動物界脊索動物門顎口上綱軟骨魚綱板鰓亜綱エイ区エイ上目シビレエイ目ヤマトシビレエイ科ヤマトシビレエイ属外国名
学名
Tetronarce formosa (Haas & Ebert, 2006)漢字・学名由来
漢字/月見痺鱝 Tukimisibireei
由来・語源/〈本種の丸い体盤の形が月を連想させることに因み 新標準和名ツキミシビレエイを提唱する〉。『日本初記録のヤマトシビレエイ科魚類ツキミシビレエイ(新称)Tetronarce formosaと本種の標徴に関する新知見,およ び近縁種との形態比較』(魚類學雜誌 萬代あゆみ、松沼瑞樹、本村浩之) 2017年11月地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。141-435m。
[岩手県綾里沖]、千葉県犬吠埼東方、三重県南伊勢町奈屋浦熊野、和歌山県白浜町椿、駿河湾・[宇久須沖]、高知県室戸沖・、土佐湾、東シナ海。
台湾。生態
基本情報
三陸以南に生息すると思われるが、現在のところ詳細は不明。
2017年に国内で初めて確認されたもので、過去にヤマトシビレエイと混同されていたようだ。
大型で発電して不要に触ると感電するために食用と考えられていない。
珍魚度 底曳き網、巻き網などでときどき揚がるが、感電が恐いのですぐに捨てられている。同定が難しいこともあり、手に入れるのは至難。水産基本情報
選び方
触って張りのあるものでべたつかないもの。味わい
旬は不明。
水分が多く手で身が潰れるくらいに柔らかい。皮はたぶん取った方がいい。
熱を通すと縮まないがゼリー状になる。尾に近い部分は比較的身がしまっている。栄養
ー危険性など
発電する魚なので不要に触ると感電する。食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ツキミシビレエイの料理・レシピ・食べ方/煮る(煮つけ)、揚げる(唐揚げ)、生食(肝刺身)ツキミシビレエイの煮つけ 基本的な料理は他のエイと同じである。くせのない味わいで煮ると軟らかくなり、煮汁が染みこみやすい。クリックで閉じます
水洗いして皮を剥き適当に切る。発電器のある部分と中央部分の筋肉とを両方入れるといい。湯通しして冷水に落としてぬめりを流す。酒・砂糖・醤油・水を煮立てた中で煮る。
比較的短時間で煮上がる。鍋止めする必要はなく、煮立てを食べるといい。くせのない味わいで、身がとろっとして柔らかい。発電器の部分など柔らかなゼリーのようである。
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/滋愛丸(静岡県沼津市戸田漁港) 菅原宏志さん(宮城県気仙沼市)
『日本初記録のヤマトシビレエイ科魚類ツキミシビレエイ(新 称)Tetronarce formosaと本種の標徴に関する新知見,およ び近縁種との形態比較』(魚類學雜誌 萬代あゆみ、松沼瑞樹、本村浩之) 2017年11月