タナカセキトリイワシ

Scientific Name / Rouleina guentheri (Alcock 1892)

タナカセキトリイワシの形態写真

23cm SL 前後になる。背から吻にかけて丸味を帯びて傾斜する。鱗はなく全体に黒く側へんし細長い。鰓孔の上端は眼の上端附近。背鰭と臀鰭の基底は短く、背鰭起部は臀鰭起部よりも少し前。
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23cm SL 前後になる。背から吻にかけて丸味を帯びて傾斜する。鱗はなく全体に黒く側へんし細長い。鰓孔の上端は眼の上端附近。背鰭と臀鰭の基底は短く、背鰭起部は臀鰭起部よりも少し前。23cm SL 前後になる。背から吻にかけて丸味を帯びて傾斜する。鱗はなく全体に黒く側へんし細長い。鰓孔の上端は眼の上端附近。背鰭と臀鰭の基底は短く、背鰭起部は臀鰭起部よりも少し前。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★★
      めったに出合えない
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正真骨下区原棘鰭上目ニギス目セキトリイワシ亜目セキトリイワシ科セキトリイワシ属

    外国名

    学名

    Rouleina guentheri (Alcock 1892)

    漢字・学名由来

    漢字/田中関取鰯 Tanakasekitoriiwashi
    由来・語源/松原喜代松の命名。なぜ関取(相撲の力士のこと)なのかわからない。
    〈セキトリイワシ Rouleina wataseii (TANAKA)/シノニム 相模湾と駿河湾の希種。田中茂穂先生が本種を始めて記載したときに、故青木熊吉氏が一九〇八年二月、三崎沖の「外沖の瀬」の約七〇〇尋の深さの所で採取された二個の標本について述べられたが、その中に完模式標品と副模式標品とは別種であるということをAlbert Eide Parr 博士が一九五五年に発表され、後者に対して Rouleina tanakae Parr, 1951/シノニム→Rouleina guentheri (Alcock, 1892) を与えられた 〉。文章は阿部宗明。Rouleina tanakae Parr, 1951/シノニム→Rouleina guentheri (Alcock, 1892) は現タナカセキトリイワシで松原喜代松の命名。 『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。水深310-1440m。
    相模湾、駿河湾、土佐湾、沖縄舟状海盆。
    台湾南部、インド-西太平洋。

    生態

    基本情報

    底曳き網などに非常に希に混ざるもので、とれても廃棄される。
    珍魚度 珍魚中の珍魚で探しても手に入らない。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/大成丸(静岡県沼津市志下)、 菊地利雄さん(沼津市)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 2013年02月26日)
  • 主食材として「タナカセキトリイワシ」を使用したレシピ一覧

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