25mm SL 前後になる。前後に長い長方形で貝殻に強い畝状の放射肋がある。放射肋上に褐色の斑がある。
クロフトマヤガイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
ー
分類
軟体動物門二枚貝綱トマヤガイ目トマヤガイ超科トマヤガイ科トマヤガイ属外国名
学名
Cardita variegata Bruguiére,1792漢字・学名由来
漢字 黒斑苫屋貝 Kurofutomayagai
由来・語源 1928年、黒田徳米の命名。トマヤガイの仲間で黒い斑(斑紋)がある。
苫屋貝 トマヤガイは『目八譜」から。「苫」とは菅(スゲ)や茅(カヤ属の植物でススキやチガヤ)などを菰(こも 粗く織った筵)状にしたもの。「苫屋」とはこの苫で屋根を覆ったような粗末な小屋のこと。この粗末な小屋のような形の貝という意味合い。Kuroda
黒田徳米(くろだ とくべい Kuroda Tokubei 1886-1987 兵庫県淡路島)。貝類学者。日本貝類学会創設者で、会長にもなった。同郷の平瀬與一郎の平瀬商店に丁稚奉公にあがり、貝類の収集、のちに分類にたずさわる。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。潮間帯中部〜水深15メートルの岩礁地帯。
紀伊半島以南。熱帯西太平洋。生態
ー基本情報
非常に小型の二枚貝で、貝の収集の対象。
珍しさ度 珍しい貝ではないが、紀伊半島以南の太平洋側などで打ち上げ貝を探すか、自分で採取するしかない。水産基本情報
ー選び方
ー味わい
ー栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ー好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
『日本近海産貝類図鑑 第二版』(奥谷喬司編著 東海大学出版局 20170130)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)