神戸市東山町『きねまさ本舗』カシワの葉のかしわ餅

兵庫県摂津と神戸市ではカシワの葉のかしわ餅


兵庫県伊丹市と神戸市を歩きに歩き、食べものを見て歩き、スーパーで食品を物色していて、最初は「兵庫県のかしわ餅の餅を包んでいるのはカシワの木の葉で、関東と同じだ」と思い込んでしまって、買わないでいた。
でもじっくり見ると、何かが違う。

見た目は、関東のかしわ餅と変わらない


兵庫県の瀬戸内海周辺と旧摂津である伊丹(考えてみるとこの地名は典型的な方言漢字だ)は、近畿ではあるがどちらかというと西日本なので「かしわ餅」の葉は、サルトリイバラ(蔓性植物でサルトリイバラ科)かと思ったら、カシワ(種名としてのブナ科のカシワで木の葉)だった。
ついでに東山町の銭湯前であった赤穂市生まれの、ジイサマも「そこで売ってるんと同じ」だと言う。

あんこを完全に餅で包みきっている


葉はカシワという共通点があり、外見には似ているが、関東と兵庫県の違いは餅の形である。
カシワに包まれた餅の膨らみが関東のものとは違っている。
数軒でかしわ餅を買って調べてみたら、神戸市内の餅は膨らみ方はさまざまだけど球形なのだ。
伊丹市のも外見写真の膨らみ方からすると、同じみたいだ。
想像でしかないが餅を掌にとり丸く広げて、あんこを中心に置いて包んだのだろう。

関東では、楕円形に伸ばした餅の真ん中にあんこを置いて折り畳む。前方から見ると合わせ方が不完全でなければならない。
兵庫県と関東の「かしわ餅」の違いは餅の形にあり、だ。

念のために、同じ兵庫県でも旧阿波徳島藩だった淡路島では葉はサルトリイバラで、薄い太鼓型の餅であるなど、兵庫県の柏餅は一様ではない。

さて、今回の『きねまさ本舗』の「かしわ餅」だが、餅も上等だし、あんこなど、こし・粒ともに素晴らしい味だった。
■きねまさ本舗 兵庫県神戸市兵庫区東山町マルシン市場


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