ハズレなしのヨコスジフエダイ
秀麗な見た目の、秀麗な味の刺身
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本種は2000年前後まで比較的珍しい魚だったが、近年は至って平凡な魚となって、関東の市場でもお馴染みで、ときどきスーパーなどにも並んでいる。
国内でも、もっとも魚の扱いがいい大分県産なので、何はともあれ刺身にする。
フエダイ科の魚は年間を通して味が安定しているが、旬は春から夏だ。
三枚に下ろす包丁が重い。
刺身は皮下に薄らと脂の層があり、身にも混在して白濁している。
本種は血合いからしてキレイで、筋が少なく均質だ。
なめらかな舌触りで甘味がある。
強いうま味は後から来る。
焼霜造りは誰が食べてもうまいと思う
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さて、腹の部分と尾に近い部分は焼霜造り(あぶる)にする。
皮目を強くあぶると皮の直下の脂が一度溶ける。
固まる前に口に入れると強いうま味と甘味を感じる。
非常にわかりやすいおいしさである。
今回は酒の肴としたが、ご飯にも合うはずだ。
昔は珍しかったけど、今やとても平凡である
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八王子総合卸売センター、舵丸水産に大分県佐伯市鶴見からヨコスジフエダイが来ていた。
九州でも大分県と熊本県天草が本種の産地で、水揚げ量は群を抜いて多い。
近年、関東の市場で、見かけない日はない、というくらいに普通の魚となっている。
体長30cm・983gなので平均的サイズでもある。
しっかり活け締めになっているので、真っ先に刺身、焼霜造りにする。
水洗いして三枚に下ろす。生殖巣は膨らんでない。
背の部分は皮を引いて刺身にする。
腹と尾に近い部分は皮をあぶって、氷水に落とし、水分を切って刺身状に切りつける。
■舵丸水産は、一般客に優しいので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。

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