カタボシイワシの煮干し
とても上質なだしがとれる

塩ゆでにすると硬く締まり、どうしても鱗が気になる。カタクチイワシや小アジのようにゆでたてをおやつに、酒の肴にとはいかない。
ただしじっくり硬く干し上げて、だしをとるととてもうま味豊かである。酸味がほとんどなく、苦みと感じない程度の苦みがあるのはマアジ、カタクチイワシなどと同じ。同じ方向性の味わいである。
煮るならサトイモや青菜、麺ならそばではなく小麦粉を使ったものに威力を発揮する。
うどんつゆに最適

カタボシイワシのだしに、みりん・塩・薄口しょうゆという、小麦粉原料の麺では基本となるつゆをつくる。
これで徳島風の優しい味のうどんをこしらえる。やはりとてもうまいうどんのつゆが出来上がる。
明らかにカタクチイワシとは違うと気づくだろうが、煮干しとしてはだれも文句の出しどころがないと思う。
関連コンテンツ
サイト内検索
その他コンテンツ
ぼうずコンニャク本
すし図鑑
バッグに入るハンディサイズ本。320貫掲載。Kindle版も。
Copyright©2025 Bouz-Konnyaku All Rights Reserved.