魚の呼び名03 「ワタナベ」さんと呼ばれる魚たち
呼び名の中でも説明的なのがスマ、意味不明なのがテンス
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「ワタナベ」と呼ばれる魚は、サバ科のスマとベラ科のテンスである。
両種に共通するところはまったくなく、地域も離れている。
スマを「ワタナベ」と呼ぶ地方は千葉県外房と相模湾周辺だ。
これは渡辺家(渡邊、渡部)の代表的な家紋が三つ星(黒い●が三角形に並ぶ)で、スマの胸鰭の下の黒い斑紋を思わせるためだ。
胸鰭下の丸く黒い斑紋は3つとは限らないが、とても印象的である。
神奈川県佐島と小田原で同じ話を聞いているので、意外に知っている人が多いのかも。
標準和名テンスからして意味不明だ
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テンスの「ワタナベ」は福岡県玄海(福岡県北部)での呼び名だが、意味不明である。
全体の見た目からして奇妙だ。
特徴は目小さく、口と極端に離れていること。
背中に黒点があること。
歯並びが悪く乱杭歯(らんぐいば)であることだ。
見た目がとても奇抜で記憶に残りやすい魚だ。
こんな顔をした渡辺(渡邊、渡部)さんがいたのかも知れない。
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