下関のヤリイカは小だけれども刺身うまし
ヤリイカはなんど食べてもボク好み
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年々、忙しなくなるのは日々「わかること」が増えているからだ。
それを整理し、テキスト化しているので研究していると言えるのであって、ただ自分が感じたことを漠然と受け取っているだけでは、何にもならない。
いろいろ知るために動くことよりも、テキスト化する方が遙かに大変だ。
さてそんな状態なので、今季は3月も後半になって、やっとこさヤリの成イカが食べられた。
東京人はヤリイカがやたらに好きだと思う。
実際に国内で、もっともヤリイカを食べているのも東京だと思う。
(これは大坂魚市の偉い人がボクに言ったことで、ボクもそうだと思っている)
ツツイカ類(スルメイカのアカイカ科やアオリイカなどのヤリイカ科)の中でももっともあっさりした味だと思っている。
ケンサキイカのねっとりとして甘いのとも違うし、アオリイカの豊かな味わいとも異にしている。
いろんなイカの味を思い浮かべても、ヤリイカの爽やかな春風のような味は存在しない。
まさにボク好み、だ。
ご飯の友にしてもいいけれど、ここは辛口の酒を用意する。
夕暮れ時に食べたいと思っていたのに、なぜか明け方のヤリイカとなりにけり、だ。

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
イラスト図解 寿司ネタ1年生



