石川県産大羽イワシを刺身で試し食い
脂が皮下に層を作っていて甘い
![]()
市場から帰り着いたら、まだ午前8時半だった。
計測して撮影して後、マイワシを1尾、味見のつもりで刺身にしたら滅法うまい。
びっくりしたのでもう1尾下ろしてご飯をチンする。
石川県といっても富山湾側だと思うが、皮下に分厚い脂の層がある。
舌に乗せた途端、脂がとろける。
とろけて甘く感じる。
しかも軽い味なのは鮮度がいいためだろう。
口の中のおいしいのが全部終わった、と思った途端にマイワシらしい強いうま味が来るのだからすごい。
せっかくなので醤油で和えてご飯に乗せたら、糖質と脂が混ざり込んで言語が脳みそから吹き飛んだ。
今年の石川県産マイワシはいいマイワシだ、と書いて、念のために昨年の日誌を見たら同じことを書いている。
大量買いしたのは別の料理のためだが、全部刺身にしてもいいと思った。
食後に淹れた土佐番茶がマイワシの脂をさらりと流し去る。
マイワシは非常に平凡な魚である。
あれこれ言うこともないが、ここ数年、マイワシは春夏秋冬問わずうまい。
明らかに大羽サイズの石川県産マイワシ
![]()
八王子卸売協同組合、舵丸水産に石川県産マイワシが来ていた。
いろんな人が水氷(海水ぐらいの塩水の中に氷が入っていて、そこに魚を入れて荷を作っている)の中のマイワシを触ってはそのまま去って行く。
また帰ってきて水氷に手を突っ込んで買っていく。
ボクも触って首を捻り、少し考えた末に大量に買い込む。
柔らかいのだけど、この軟らかさは脂がのっているためだと考えた。
帰宅後はかると体長21cm・120g前後もあった。
このサイズなら大羽と呼んでいいだろう(マイワシは関東では小羽→中羽→大羽と呼び名が替わる)。
帰宅して、大急ぎで刺身にする。
手開きにして腹骨と気になる小骨を取り、斜めそぎ切りにする。
青じそを適当にちぎってざっと和える。
■舵丸水産は、一般客に優しいので、ぜひ近くにお住まいの方は一度お寄り頂きたい。

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
イラスト図解 寿司ネタ1年生



