春間近、宮城のイワシと沖縄の葉ニンニクでぬた作る
「ぬた」を食べて、春よ来い♪
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春になると「ぬた」が食べたくなる。
俳句的な人間だと思われると困るが、やがて3月、春の季語「ぬた」が食べたくなる。
念のために虚子系の俳句集団の季語使いは定型的でつまらんし、季語なんて温暖化で消えてなくなったと思うが、今でも生きている季語もある。
「ぬた」などもそうで年中作るけど、春のものだな、と感じてしまう。
そこに俳句界の大間違い、秋の季語のマイワシを使う。
青みは葉ニンニクで、これを酢みそで和えて、酢締めのマイワシに乗せては食べる。
料理店では2人前の量だが、これでも足りなくなるほどにおいしい。
いちばん強い味は酢みそのはずが、脂がたっぷりのってとろんとした舌触りのマイワシの味が突出している。
ここに一筋縄ではいかない葉ニンニクの味というか香りがくる。
酢みそは単なるまとめ役のようなものである。
合わせたのは「お福正宗 金撰(新潟県長岡市)で、ベランダで飲むには寒すぎる日で、部屋の中で熱燗で飲む。
■2月26日記す。
毎日毎日、脂の乗ったマイワシが手に入る
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八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産だけを見てもマイワシがたっぷり入荷してきている。
宮城県石巻産は小振りだが触ると脂が強く感じられる。
最近、マイワシは年間を通しておいしいのが来ているし、年間を通して安い。
往時と比べると大漁とまでは言えないが、年間を通じて入荷をみる時季のない魚となっている。
今回は使う分だけ2尾買ってきた。
宮城県石巻のもので、やや小振りだが脂がのっている。
手開きにして振り塩をする。
1時間程度置き、水分を拭き取り、米酢(ミツカンであまり香りがない)に5分ほど浸し、酢を切らないで保存する。
これを数時間以上寝かして皮から骨切りをして食べやすい大きさに切る。
葉ニンニクを長めにゆで、酢みそ(京都市石野の白みそと徳島県の「生みそ 御膳」を合わせたものをすり、酢・砂糖を合わせたもの)をかける。

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
イラスト図解 寿司ネタ1年生



