2025年10月、福島の旅2 相馬市、原釜漁港の水揚げ

東北太平洋側でもっとも多彩な水揚げを誇る


福島県相馬市原釜、相馬原釜地方卸売市場は一時はボクのホームグラウンドのような漁港だった。
浜通り(阿武隈産地の東側の海岸地方)には有名な漁港がたくさんあるが、原釜は漁が多彩であり、当然、水揚げされる水産生物が多彩であるなど突出した漁港である。
ちなみに相馬市は市街地のある城下町中村と海辺の松川浦(広大な汽水域)、外洋に面した原釜に分かれている。
水産物だけではなく農産物も豊富である。

福島県は総水揚げ量はさほど多くはないが、ヒラメ・カレイ類の水揚げが多いのが特徴であった。
例えば築地場内でヒラメと言えば常磐物であったし、中でも設備が整っていた原釜が目立っていた。
震災でこれが低迷したが、そろそろ原釜のヒラメが主役になるだろうと思っていたら、思わぬところから思わぬ主役、トラフグが登場していた。
秋の主役であるサケが場内に1尾も見当たらない。

2025年10月22日、久しぶりに原釜に入る。相馬原釜地方卸売市場が正式名だが、市場関係者は地名の「原釜」だ。
福島県から茨城県北部太平洋側の魚は、常磐ものと呼ばれて、東京都内だけではなく、関東でも重要である。
ヒラメやアイナメを注文したすし屋が「常磐物だろうな」なんて言っていたものだ。

高級なヒラメ、「あおな(マコガレイ)」、マツカワガレイだけではなく、「なめたがれい(ババガレイ)」、「ふうじま(メイタガレイ)」、ナガレメイタ、イシガレイ、ソウハチ、「くろやなぎ(ヒレグロ)」、「やなぎ(ヤナギムシガレイ)」、ムシガレイなどヒラメ・カレイ類の種類は非常に多い。
このヒラメ・カレイ類の水揚げを見に来たつもりがいきなりトラフグの大波を被る。
ものすごい量だが、去年よりは少ないという。

量が多く多彩さはない。通好みの漁港だ


10月22日の水揚げ。ちなみに種数は少ないが、漁獲量が多いのが東北太平洋側の特徴である。
シライトマキバイ、コエゾボラモドキ、ヒラセギンエビス、スルメイカ、ヤリイカ、ケンサキイカ、ヤナギダコ。
オキナマコ。
ホシザメ、アカエイ、ツマリカスベ。
クロアナゴ、オキアナゴ。
ギス、ウルメイワシ、アオメエソ、マトウダイ、キアンコウ、マダラ、チゴダラ、
アイナメ、ウッカリカサゴ、イズカサゴ、ユメカサゴ、クロソイ、キツネメバル(タヌキメバル)、ホウボウ、ケムシカジカ。
スミクイウオ、シログチ、タチウオ、イナダ(ブリ)、チダイ、マダイ、マアジ、ヒメジ、イシナギ、マサバ、ゴマサバ、ホロヌメリ、ウロコカジカ、ギス。
ヒラメ、ナガレメイタ、メイタガレイ、マガレイ、マコガレイ、ババガレイ。
トラフグ、ショウサイフグ、マフグ、コモンフグ、









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