高知県白木果樹園の柑橘類図鑑4 ピンクレモネード
レモネードって少し甘いっていう意味かも
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高知県土佐市、白木果樹園からいろんな種類の柑橘類を送ってもらった。
現在整理中だけど、非常に難航している。
とりあえず、1種ずつ紹介していきたい。
今回はピンクレモネードだ。
アメリカで作られているユーレカレモンという、たぶんレモンの1種らしいものから、アメリカで生まれた変種らしい。
酢みかんでレモネードとあると、少し甘味があるという意味だと勝手に解釈しているが、このピンクレモネードも少し甘い。
スダチのような渋酸っぱいというのではなく、甘味があって、渋味は少ない。
香りはそれほど強くない。
レモン同様に焼きものにソテーしたものに、刺身などにも使えるが、いちばんいいな、と思ったのはカルパッチョだ。
穏やかな甘さが、オリーブオイル、にんにく、塩と融合して味の一部と化して邪魔しない。
魚の薄い切り身のうま味の中に酸っぱい甘さが感じられる。
皮ごと飾ると皮の縞々模様とピンク色の果肉が映える。
もっと意外だったのは、ハナザメのステーキに使ったときの酸っぱい中のまろみである。
醤油やバターとの相性がいいようだ。

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