6月のクロダイ級のクロダイのポケ
太平洋に広く散らばるポケ文化のポケを作る

3歳になったばかりの6月のクロダイに味はあったけど、脂はなかった。
いろいろやったなかにポケ(ポキ)がある。
ボクのポケは赤道の南にある町で、地元の方と、フィリピンの方と、バングラデシュの方とコーラと酒を飲み飲み教わったものだ。
4人の中でポケという人とポキという人がいた。
基本の材料は魚と、ねぎと胡麻油と醤油だ。
なぜネギなのか、熱帯でいちばん高いのが野菜であって、ネギを使うと少量でいいためらしい。
ちなみにそのとき町のスーパーでは、リンゴ1個が日本円で800円、レタスは1000円を超えていた。
今回はクロダイを細かく切って胡麻油と醤油、甘いトマトとネギだけ。
フィリピンの方はティティレムという葉を散らすと言ったものの、たぶんミカン科の植物の葉だけど、そんなもの望めない。
今回、熱帯生まれ熱帯育ちの地元の方にいただいた、自家製キダチトウガラシのペーストを耳かき程度に入れてある。
胡麻油と醤油を使っているのにも関わらず、ちゃんとクロダイの味が浮き上がってくるし、脂のないところは胡麻油が補ってあまりある。
クロダイの本来の味を生かすとか、生かさないという話以前に、端的においしい。
パンにも合うし、意外に冷たいそばにのせてもおいしい。
酒にも合うが、酒の種類さえ選ばない気がする。
どことなく和でもあるのでご飯にも合う

どこかしら和なので、ご飯に合うのがうれしい。
ということでお昼はポケ丼(ポキ丼)
胡麻油と醤油と、キダチトウガラシの辛味で、ご飯に合うのは当たり前である。
ライムを搾り込むと、また違った味になる。
バングラデシュの人によると、ミクロネシア、メラネシアなどの島々でいろんな材料が使われ、変化しているようだ。
自分好みの味に勝手に変えて楽しむのがポケだ。