ムラサキオカヤドカリ

Scientific Name / Coenobita purpureus Stimpson,1858

ムラサキオカヤドカリの形態写真

全長10cm前後になる。盛んに動き回る。
ムラサキオカヤドカリの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
全長10cm前後になる。盛んに動き回る。体色の白っぽい個体もいる。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度


    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目異尾下目オカヤドカリ科オカヤドカリ属

    外国名

    学名

    Coenobita purpureus Stimpson,1858

    漢字・学名由来

    漢字 紫陸宿借、紫陸寄居虫
    Stimpson
    William Stimpson(ウイリアム・スティンプソン 1832-1872 アメリカ)。動物分類学・海洋生物学。スナガニ、ババガゼ、サルエビなど。「stimpsoni 」は献名されたもの。

    地方名・市場名

    生息域

    伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県、高知県、琉球列島。
    生息場所 海岸線に近い植物の多い石や岩のある場所。コンクリートの護岸。
    生息場所 日中は落ち葉の下や石の下、岩のくぼみなどに潜んでいる。

    生態

    夜行性。

    基本情報

    陸上で生活するヤドカリだ。食用とすることはなく、古くから子供の遊び相手、もしくはペット的なものだった。
    今現在は沖縄の一部の業者のみが捕獲販売が認められていて、これが各地で販売されてペットとして飼育されている。
    1950年代後半から1960年代には、徳島県徳島市の路上で売られていたのを何度も見ている。これがムラサキオカヤドカリだったのか、不明だが、高知市の日曜市での光景は懐かしい。

    路上販売の名残 高知県高知市の日曜市で売られているところ。1950年代、1960年代には徳島県徳島市でもよく見かけた。当時のものも本種であるのかは不明。

    水産基本情報

    選び方

    味わい

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『ネイチャーウォッチングガイドブック ヤドカリ』(有馬啓人 誠文堂新光社)
  • 主食材として「ムラサキオカヤドカリ」を使用したレシピ一覧

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