77cm TL 前後になる。頭部は丸みがあり微かに縦へん、腹部から尾にかけては側へんする。体側には暗褐色の斑紋が散らばるが死ぬと不明瞭になるのではないかと思う。口は非常に大きく前方に伸びる。腹鰭軟条は10-11、前3本が遊離する。[55cm TL ・1.278kg]
ヒョウモンシャチブリの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![77cm TL 前後になる。頭部は丸みがあり微かに縦へん、腹部から尾にかけては側へんする。体側には暗褐色の斑紋が散らばるが死ぬと不明瞭になるのではないかと思う。口は非常に大きく前方に伸びる。腹鰭軟条は10-11、前3本が遊離する。[55cm TL ・1.278kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/2897/Thumb630/hyoumonshatiburi.jpg)
![77cm TL 前後になる。頭部は丸みがあり微かに縦へん、腹部から尾にかけては側へんする。体側には暗褐色の斑紋が散らばるが死ぬと不明瞭になるのではないかと思う。口は非常に大きく前方に伸びる。腹鰭軟条は10-11、前3本が遊離する。[55cm TL ・1.278kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/2897/Thumb630/hyoumonshatiburi0.jpg)
![77cm TL 前後になる。頭部は丸みがあり微かに縦へん、腹部から尾にかけては側へんする。体側には暗褐色の斑紋が散らばるが死ぬと不明瞭になるのではないかと思う。口は非常に大きく前方に伸びる。腹鰭軟条は10-11、前3本が遊離する。[55cm TL ・1.278kg]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/2897/Thumb630/hyoumonshatiburi00.jpg)
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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
★★★
美味
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正真骨下区シャチブリ上目シャチブリ目シャチブリ科ヒョウモンシャチブリ属外国名
学名
Guentherus katoi Senou, Kuwayama and Hirate, 2008漢字・学名由来
漢字/豹紋鯱振 Hyoumonshatiburi
由来・語源/瀬能宏(神奈川県立生命の星博物館)、桑山真次(蒲郡市竹島水族館)、平手康市(沖縄県海洋深層水研究所)の命名ではないか? 頭部を除く体表に豹紋(暗色の丸い斑紋)があるため。Senou
瀬能 宏 (Senou Hiroshi)1958年東京生まれ。農学博士。魚類の分類学・生物地理学・保全生物学。神奈川県立生命の星・地球博物館、主任学芸員。
地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。水深320-621m。
熊野灘、[長崎県]、鹿児島県宇治群島の宇治島沖、沖縄諸島久米島沖。生態
基本情報
国内で数個体しか揚がっていない珍しい魚である。ただ多くの漁業者がとれても廃棄している可能性がある。非常に味のいい魚ではあるが、料理法は限られる。水産基本情報
市場での評価/流通しない。
漁法/釣り
産地/長崎県選び方
触ってつぶれないもの。味わい
旬は不明。
鱗はなく、全体にゼラチンのように柔らかい。骨も非常に柔らかい。
水分の多い身ではあるが煮てもくずれることはない。
肝や胃袋などは非常に美味。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ヒョウモンシャチブリの料理法・レシピ・食べ方/煮る(煮つけ)、汁(醤油汁)、揚げる(唐揚げ)クリックで閉じます
ヒョウモンシャチブリの醤油汁 水洗いして頭部や腹側の身を適当に切る。湯通しして冷水に落として表面のぬめりを流す。水分をよくきり、水・酒・醤油、本種の切り身をあくをすくいながら煮立たせていく。味加減をみて出来上がり。非常に味わい深く、魅力的な汁である。韓国風にトウガラシをふると味が引き立つ。
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/魚喰民族 石田拓治さん(長崎県長崎市)、池田等さん(神奈川県)
『鹿児島県から得られたシャチブリ科の稀種ヒョウモンシャチブリ』(藤原恭司、久米 元 、本村浩之)、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)