7cm SL 前後になる。細長く断面は丸い。背鰭に黒い斑紋がある。尾鰭は丸い。[東京湾三浦半島大津沖]
ニラミアマダイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
★
食べられなくはない
分類
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目アゴアマダイ科アゴアマダイ属外国名
学名
Opistognathus iyonis (Jordan and Thompson, 1913)漢字・学名由来
漢字 睨甘鯛 Standard Japanese name / Niramiamadai
由来・語源 目が最先端にあり睨みつけているようだからだろう。「あまだい」はアゴアマダイ属であるため。岡田彌一郎、松原喜代松の命名だと思われる。タイプ標本は愛媛県。アマダイとした理由はまったくわからない。
食用魚でもなく、非常に小さな魚なので、呼び名などはなかったはず。明らかに魚類学的な命名だ。
〈喉位族アゴアマダヒ科アゴアマダヒ屬 ニラミアマダイ(新稱) 〔伊豫〕〉『日本産魚類検索』(岡田彌一郎、松原喜代松 三省堂 初版1938)Jordan
David Starr Jordan〈デイビッド・スター・ジョーダン(ジョルダン) 1851-1931 アメリカ〉。魚類学者。日本の魚類学の創始者とされる田中茂穂とスナイダーとの共著『日本魚類目録』を出版。地方名・市場名 ?
生息域
海水魚。浅い砂礫底。
佐渡島、東京湾、三重県英虞湾、兵庫県明石、広島県広島湾、山口県牛島、愛媛県松山市・八幡浜市、高知県御畳瀬、長崎県平戸。生態
ー基本情報
東京湾の遊漁船ではしばしば釣れる魚である。まとまって揚がることはなく、小型魚なので食用となることもない。
珍魚度 釣りなどに来る魚で流通しない。水産基本情報
市場での評価/流通しない。選び方
ー味わい
ー栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
ー好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/舵丸水産(東京都八王子市)
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 2013年02月26日)