殻長8センチ前後になる。貝殻白くやや薄手。黒い殻皮をかぶる。軟体は大きく貝殻からはみ出す。
キヌタアゲマキの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)


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魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★★
地域的、嗜好品的なもの味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目ニッコウガイ超科キヌタアゲマキ科キヌタアゲマキ属外国名
学名
Solecurtus divaricatus(Lischke,1869)漢字・学名由来
漢字 砧揚巻
由来・語源 岩川友太郎の命名。アゲマキ(ナタマメガイ科)に似ていて、民具の砧に似ているため。砧(きぬた)は布をたたき、皺を伸ばしたり、布を軟らかくする道具。地方名・市場名 ?
生息域
海水生。潮間帯下部〜水深20メートルの砂泥地。
房総半島以南。朝鮮半島、台湾、中国大陸南岸。生態
ー基本情報
水産基本情報
市場での評価 まだ流通上見ていない。
漁法
産地選び方
ー味わい
旬は春
貝殻は薄く、軟体は大きい。
軟体は熱を通しても硬くならない。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
調理法ゆでる、酒蒸し、汁
ゆでる 軟体、足の部分をゆでて酢のもの、和え物、もしくはそのまま食べて美味。
酒蒸し あっさりとクセのない味わい。
汁 みそ汁などにしても美味。好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/永野廣さん、昌枝さん 高知市、武内立爾さん 岡山県倉敷市
『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)