ニセクロホシフエダイ
体長30cm前後になる。背鰭後半の基部からなかほどまで鱗に覆われている。背鰭軟条数は通常13(12-14)。クロホシフエダイ、イッテンフエダイには縦の筋状の模様がなく、本種には黄色い筋がある。クロホシフエダイよりも頭部上縁のたわみがゆるい。クロホシフエダイ、イッテンフエダイと非常に似ている
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郷土料理
いまいゆのバター焼き
魚貝の物知り度 | ★★★★★ 知っていたら学者級 |
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食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★★ 非常に美味 |
概要
生息域
海水魚。岩礁域、サンゴ礁域。
小笠原諸島、三浦半島毘沙門・佐島、知多半島、三重県九鬼湾、[三重県熊野市遊木]、和歌山県串本、高知県横浪半島・柏島、愛媛県愛南、宮崎県、鹿児島県鹿児島、屋久島、琉球列島。
台湾、海南島、東沙諸島、中沙諸島、タイランド湾、インド-西太平洋、サモア諸島。
生態
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基本情報
主に鹿児島県・奄美大島や沖縄で食用とされている魚。
亜熱帯域・熱帯域では1種類の魚の漁獲量は少ないのが基本で、本種もほとんど毎日のように水揚げがあるが、量的には非常に少ない。
競りなどを見ているとおいしい魚であるという認識があって、そこそこの額で取引されているようだ。
水産基本情報
市場での評価/沖縄ではしばしば競り場などで見かける。やや高値がつく。
漁法/
産地/沖縄県、鹿児島県
選び方・食べ方・その他
選び方
目が澄んでいるもの。鰓が赤いもの。体の筋や色合いが褪せていないもの。
味わい
旬は不明。
鱗は薄く取りやすい。皮はしっかりして厚みがある。骨は硬くない。
透明感のある白身で血合いがきれい。熱を通しても硬く締まらない。
●本評価は野締めのもので行った
料理の方向性
非常に上質の白身で生食、焼く、煮る、ソテーするなど料理法を選ばない。皮に厚みがあり、強いのでポワレにも向いている。栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
生食(刺身、セビチェ、皮霜造り)、焼く(塩焼き)、煮る(煮つけ)、汁(みそ汁)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
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