アカボヤ
代表的な呼び名ホヤ
アカボヤの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
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珍魚度・珍しさ | ★★ 少し努力すれば手に入る |
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物知り度 | ★★★★ 知っていたら達人級 |
食べ物としての重要度 | ★★ 地域的、嗜好品的なもの |
味の評価度 | ★★★ 美味 |
概要
生息域
海水生。潮下帯の砂礫地。本種が「大発生してホタテガイ漁業の障害になった」『新北のさかなたち』(水島敏博、鳥澤雅他 北海道新聞社)という記述から生息場所がわかる。
国内では北海道のみに生息。北海道太平洋・オホーツク海沿岸。
ベーリング海をへてアメリカ西北部。
生態
雌雄同体。
産卵期は9月〜翌1月。
入水管と出水管を持ち、入水管で水中の微少なプランクトンなどを摂取、出水管でこした海水や排泄物を出す。
幼生期にはオタマジャクシに似た形態をしていて(オタマジャクシ幼生)、脊索がある。その後付着生活に入る。
着底するのはアラスジマルフミガイなどのいる場所。このアラスジマルフミガイとの関係は面白そうだ。
基本情報
北海道から少ないながら入荷してくる。全国的に流通するようになった歴史は浅いと思う。実際にマボヤと比べるとまだまだ知名度は低い。味的にはマボヤと競合するものとして存在感を増してきている。
珍しさ度 一般的な食用魚貝類なので、珍しくはない。ただし流通量は少なく手に入れるには努力が必要。
珍しさ度 一般的な食用魚貝類なので、珍しくはない。ただし流通量は少なく手に入れるには努力が必要。
水産基本情報
市場での評価 関東ではマボヤに次いで入荷量が多い。赤みが強く、少ないのでときにマボヤよりも高値となる。
漁法 ケタ網漁
産地 北海道
選び方・食べ方・その他
選び方
原則として生きているもの。触って張りのあるもの。
味わい
旬は夏から秋。
食べるのは皮嚢内の筋膜体。食感がマボヤよりも強く、味はあっさりして苦味も少ない。
泥を噛んでいることが多い。
食べるのは皮嚢内の筋膜体。食感がマボヤよりも強く、味はあっさりして苦味も少ない。
泥を噛んでいることが多い。
栄養
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危険性など
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食べ方・料理法・作り方
アカボヤの料理・レシピ・食べ方/煮る(ゆでほや)、生食(刺身)、焼く(焼きほや)
好んで食べる地域・名物料理
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加工品・名産品
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釣り情報
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歴史・ことわざなど
■殻皮(皮嚢)または外套膜という丈夫な膜で包まれているので「皮嚢類」とも。
■脊索動物門尾索亜門で人、魚、カエルなどの脊椎動物亜門と「門(分類のもっとも上位)」を同じくする。
■脊索動物門頭索動物亜門にナメクジウオ。
■食用となるのは国内ではマボヤ、アカボヤ。韓国などではエボヤ、シロボヤ(?)。