湖東は「いが餅」なのか? 「いがまんじゅう」なのか?
東近江市、日野町、甲賀市など「いが」
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滋賀県湖東の人と話をしていると時空を超える。
百済ゆかりの人たちがいて、食関係の話を聞いているのに5世紀から6世紀にかけての話になるし、日野町では昨日のことのように「石山本願寺の戦にご先祖が行ったときに」なんて話が飛び出す。
また小さな山城が無数にあって多くの国人が群雄割拠していたそうで、一山越えると習慣や食べものが違うという。
さて、琵琶湖の東、旧蒲生郡は愛知川を遡って伊勢に繋がる地域と、日野川を遡って伊勢に繋がる地域とに分かれる。
今回の滋賀県旅はこの2つの地域を巡る旅であった。
当然、片っ端から和菓子屋をめぐる。
立ち寄った、湖東のどの和菓子屋にもおなじ和菓子があった。
餅の周りに米粒がついていて中はこしあんというものである。
これが愛知川周辺は「いが餅」であって、日野川周辺では「いがまんじゅう」と呼び名が違っているようなのだ。
ちなみに過去の画像を見ていると甲賀・湖南地方にも同じものがあり、「いがまんじゅう」である。
まったく同じ菓子を滋賀県内のあまり離れていない地域で、「餅」と「まんじゅう」に分かれるのだ。
まあ、いずれにしてもこの2つの地方の「いが」は絶品であることだけは確かである。
「いがまんじゅう」の「いが」は伊賀だ
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写真は伊賀市伊賀上野の「いがまんじゅう」でついている米粒は少ないが同じものだ。
「いが」は明らかに三重県の「伊賀(現伊賀市)」から伝わってきたという意味である。
愛知県岡崎周辺にも同じものがあって「いがまんじゅう」というがこれも同じだ。
和菓子でいろんな地方の特性が見えてくる。
かぎや餅店(閉店) 三重県伊賀市上野
