摂氏27℃の部屋でヒゲダイのすき焼き

暑い部屋で熱々の魚のすき焼きを食べる


室温27℃、湿度50%で食べる、「魚のすき焼き」がおいしのはなぜ、だろう。
山椒を大量にかけながら、サッポロの黒ラベルを缶飲みしながら、食べる。
ヒゲダイの頭部に近い部分の皮つきの身を自分好みに煮ては食べる。
身自体に味があるし、中骨でとっただしで割り下を作ったので、つゆだってうまい。
材料は何にもなかったので玉ねぎと糸こんにゃくだけ、なのにうまい。

昔、大阪府泉佐野市で「魚のすき焼き」の話を聞取したとき、新物の玉ねぎが出始めたときが、「おいしいんや」と教わっている。
新物の玉ねぎとは、まだ皮の色づかない「新玉ねぎ」ではなく、収穫した玉ねぎを干して、皮が茶色になったものだ。
泉佐野だからハモ、マゴチを使ったんだろうけど、これをヒゲダイでやる。

不快指数の高いときに、熱々の「魚のすき焼き」は夏バテしそうなときのブレーキになる。
ちなみに最初は生な玉ねぎを食べ、終いにはヒゲダイのうま味を吸収したくたくたの玉ねぎを食べる。
翌朝のご飯のために、残すべきだったのに、残せなかった。

蛇足だが、大汗をかき、山椒をたっぷり振りながら魚のすき焼きを食べると、不思議なことに体が爽やかによみがえる。

左卜全ではなく秦の始皇帝みたいなヒゲダイ


神奈川県小田原魚市場の競り場に青木太一さん(すし処 海攻・Carry on)の魚が置かれていた。
今や相模湾に居着いた感のあるヒゲダイだが、体長42㎝・重さ3.9㎏などという大物は初めて見た。
活け締めで、しっかり血抜きをしたもので、当分、刺身で食べ続けて変化を見るつもりだ。
それにしても大きいので、料理し放題である。

干し上がったばかりの玉ねぎとヒゲダイを結婚させる


滋賀県日野町で干し上がったばかりの玉ねぎをいただいている。
夏だ、魚のすき焼きだ! とあと2個しか残っていない玉ねぎを見て思いついた。
中骨を水から昆布だしで煮だしてだしを取る。
酒・砂糖・醤油・中骨だしを合わせて割り下を作る。

ヒゲダイの身は皮付きのまま薄めに切る。
玉ねぎは夏なので縦方向に適当に切る。
糸こんにゃくはざっと洗う。
後は煮ながら食べるだけ。


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