夏はなめろう、かも

夏は辛みと酢がおいしい


魚を大量に買い、計測撮影しているので、ときどき刺身がいやになる。
もちろん脂の乗り具合を皮下の層で見るので、刺身も作るが、ばっかり食べても、味がわからなくなる。

気分を変えて、マアジ、マイワシ、「わらさ(ブリ)」の「なめろう(みそたたき)」を作って、前回は愛媛県宇和島の大カイワリでも作った。
マアジは脂が乗りすぎるくらいにのっていたし、意外に「わらさ」がおいしかったが、ここ1週間はカイワリがダントツのうまさだった。

今回初めて辛みに柚子こしょうを使ったのが正解だったと思う。
あまり辛いものに強くはないが、夏だ「なめろう」だ、柚子こしょう多目入れなのだ。
と、もう10年近く前に買って忘れていたトリスのハイボールを飲んだ。

けだしカイワリのうま味成分の多さは特筆すべきものがある。
大カイワリの半身の3分の1をたたいたのに、飽きが来ない。
ちなみに今回「なめろう」としたのは、酢をつけつけ食べたからだ。
酢を使う地域は他にはないと思う。

昔、千葉県外房では情け容赦なく、酢をかけて出してくれた。
その内、酢を小皿にもらうようになったが、この日は、かける気にはなれなくて、小皿の気分だった。
「みそでたたいて、酢を使うのが外房のなめろう」なので、「なめろう」としたが、できればそれぞれの地域名で食べて欲しい。

アジ科なのでカイワリを「なめろう」に


八王子総合卸売センター、福泉に愛媛県宇和島市、丸広水産から大形のカイワリがきていた。
カイワリとしては最大級の体長33cm・868g である。
触ると体表があらいが、たぶんそのせいか値段が安い。
以上は前回書いた。

アジ科の「なめろう」はやけにうまい。
今回のカイワリは三枚に下ろして、ほとんど半身を使った。
「なめろう」は切れる包丁で作るべきなので、そうそうに包丁研ぎを済ませておいた。
身を細かく切り、ねぎ、仙台みそ(今使っているだけ)、大葉、柚子こしょうを合わせてたたく。


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